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シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル

2016年5月30日(月)19時開演 フィリアホール

シャルル・リシャール=アムランのピアノリサイタルに
行ってきました。
アムランさんは昨年秋のショパン国際コンクールで2位、ソナタ賞受賞の
カナダ人の若手ピアニストです。

何気なく観たコンクールの一次予選、
気がつけば二次予選、三次予選、ファイナルと、
録画もして何度も観てしまいました。
今回来日して、家から近いフィリアホールにも来られるというので、
早い時期にチケットを取って楽しみにしていました。

オールショパンプログラム
ノクターン ロ長調 Op.62-1
バラード 第3 番 変イ長調 Op.47
ポロネーズ 変イ長調 Op.61「幻想」
序奏とロンド 変ホ長調 Op.16
4つのマズルカ Op.33
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58

アンコール
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調Op.53英雄
エネスコ:組曲第2番ニ長調Op.10パヴァーヌ

大きな身体から奏でられる力強く豊かで深みのある音、
派手なタイプではありませんが、じっくりと聴かせる演奏だと思いました。
今回のプログラムでいちばん楽しみにしていたのが、ピアノソナタ3番。
壮大でドラマチック曲を堪能しました。

第一楽章が終わった後、会場の一部から拍手が!
アムランさん、一瞬驚いたような表情を見せ、そのあとにっこり。
人柄が垣間見える一コマでした。

英雄ポロネーズも、雄大でなおかつ優雅さもあり素晴らしかった!
アンコール最後の曲は、自身で紹介してくれました。
ショパンではないけれど。。と。

彼はショパンについて、PTNAの記事(インタビュー菅野 恵理子氏)でこう言っています。

ショパンの音楽は世界中すべての人に語りかける音楽だと思います。そしてメロディ、ハーモニー、全ての音楽的要素に関しても最高水準です。また人間の持ちうる人間の感情が全てつまっています。たとえば二次予選で弾いたロンドOp.16は若々しくヴィルトゥーゾ的で何も難しいことを考えていない曲ですが、幻想ポロネーズOp.61は全く対照的で、深遠で深いメッセージが込められています。その両極を見せたかったのです。舟歌Op.60、幻想ポロネーズOp.61、ノクターンOp.62など、ショパンの後期作品も好きです。コンチェルトやバラードのような分かりやすいドラマ性や華麗さはありませんが、憂鬱さや失望ではなく、運命を静かに受け入れる"受容"が表現されています。

同感! これからの活躍に注目したい演奏家の一人です。

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ジャパンアーツのHPより


満足して帰りの電車で、スマートフォンを見ていたら、
画面に、ウィルスに感染しました。すぐに修復をしてください。というメッセージが!
帰ってOttoに調べてもらったら、詐欺メールだったのですが、
幸せな余韻が一瞬で吹っ飛んでしまいましたbearing

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