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横山幸雄入魂のショパン2017

2017年5月5日 (金・祝)
東京オペラシティ コンサートホール

曲目:<第1部> エチュード集 Op.10 、エチュード集 Op.25

<第2部> 2つのポロネーズ Op.26 、 2つの夜想曲 Op.27 、24の前奏曲 Op.28

<第3部> 即興曲 第1番 Op.29 、4つのマズルカ Op.30 、スケルツォ 第2番 Op.31
2つの夜想曲 Op.32 、4つのマズルカ Op.33 、3つの華麗なるワルツ Op.34
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」 Op.35

<第4部> 即興曲 第2番 Op.36 、 2つの夜想曲 Op.37 、バラード 第2番 Op.38
スケルツォ 第3番 Op.39 、2つのポロネーズ Op.40 、4つのマズルカ Op.41
ワルツ 第5番 「大円舞曲」 Op.42 、タランテラ Op.43 、ポロネーズ 第5番 Op.44

<第5部> マズルカ風ロンド Op.5 、 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
バラード 第1番 Op.23 、ポロネーズ 第6番 「英雄」 Op.53 、子守歌 Op.57
舟歌 Op.60 、 ポロネーズ 第7番 「幻想」Op.61


今年も行ってきました。入魂のショパン。
GW恒例となった横山幸雄さんのオールショパンコンサート。

13時開始の第1部から終了21時の第5部まで、ショパンの人生を辿り演奏される
長丁場のコンサートです。
私は第4部、第5部を聴きました。
各部の冒頭に、横山さんによる作品の解説があり、
第4部は、ショパンが28-29才の作品で、バラード2番やスケルツォ3番、
ポロネーズ5番など、激しさと静けさが同居した作品が多いということでした。
今回特に楽しみにしていたのが、ポロネーズ5番です。

ポロネーズは6番が英雄、7番が幻想とタイトルが付けられており、
それらの名曲の陰に隠れた感のある5番は、
普段あまり演奏される機会がありません。
でも個人的にはとても好きな曲です。

全体に悲劇的な激しい曲ですが、中間部はマズルカや優しく美しい部分もあり、
とてもショパンらしい作品のひとつだと思います。
今回初めて生で聴き、感動しました。
やはり心の揺さぶられる名曲だと思います。

あと印象に残ったのが、意外にもバラード第2番です。
バラード1から4番の中では、あまり聴く機会がない曲ですが、
今回横山さんの演奏を聴いて、ショパンの心の叫びが聞こえました。

第5部は年代に限定されない名曲揃い‼︎
冒頭、第4部と第5部でピアノを交換したとお話しがありました。
4部は40才くらいのピアノ、5部は15才くらいのまだ若いピアノという
ことでした。(両方共横山さん持込みのNYスタインウェイらしいです。)
私は4部が前方左側、5部が前方右側の席(同じ11列)だったので比較はできませんが、
4部はマイルドな音に感じ、話しを聞いたからかもしれませんが?、
5部は硬質で、よりダイナミックに聞こえたような気がしました。

バラード第1番、舟歌、英雄ポロネーズ、、、何度聴いても素晴らしい名曲、
ラストの幻想ポロネーズは晩年の最高傑作と言われる、
ポロネーズというより幻想曲のような曲、
バラード4番と同じように、ピアノという楽器の表現力の豊かさ、奥深さ、
深い精神性、人生を感じました。

昔から好きだったショパンですが、横山さんの演奏会に足を運ぶようになって
有名な曲だけでなく、ショパンの人生のお話と共に隠れた名曲まで聴けて、
より深く、ショパンを身近に感じられるようになりました。
来年も楽しみです。


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