ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル2018

2018年3月29日(木) 19時開演 東京オペラシティコンサートホール

曲目
モーツァルト:ロンド イ短調 K. 511

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K. 300d

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op. 101

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シューマン:ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 Op. 22

ショパン:4つのマズルカ
 第14番 ト短調 Op. 24-1
 第15番 ハ長調 Op. 24-2
 第16番 変イ長調 Op. 24-3
 第17番 変ロ短調 Op. 24-4

ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 「英雄」 Op. 53

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アンコール

ブラームス:6つの小品 Op.118-2 間奏曲

ショパン:前奏曲 第7番Op.28-7

昨年10月に、念願叶って行けたブレハッチさんのリサイタル。
こんなに早くまた聴けるとは思ってもいませんでした。
というのも、昨年の日本ツアーの(私は横浜・フィリアホールに行けたのですが)
最後のオペラシティは、ブレハッチさんの体調不良によりキャンセルになってしまったのです。
そのため東京のファンのために今回の来日が決定したそうです。

今回は新たなプログラムで、両方聴けた私はラッキーですね。
明るく軽やかな長調の曲が圧倒的に多いモーツァルトの、
短調のソナタは心に沁みました。

ベートーヴェンは、ブレハッチさん自身がとても好きなんだろうなぁと
感じました。

ブレハッチさんのショパン、特にポロネーズとマズルカが大好きなので、
今回いちばん楽しみにしていましたが、想像以上に素晴らしくて感動しました。
マズルカは民族衣装を着た人たちが踊っている姿が目に浮かんできました。

英雄ポロネーズ、この曲は横山幸雄さんもチョソンジンくんの演奏も
大好きなのですが、ブレハッチさんは独特の世界を醸し出すのです。
ノーブルで豊かな英雄ポロネーズ、サイコーでした。
Bravoも出て、1600人が興奮の渦にsign03

アンコールのラストは、あの有名な胃腸薬のCM曲で、
会場が和やかな雰囲気に包まれて終わりましたhappy01

ブレハッチさん、東京の桜を楽しまれたかしら?
また日本に来てくださいねheart01

3月も体調があまり良くなくて、ストレスが多く落ち込みがちでしたが、
極上の2時間で癒され、元気が出てきましたhappy01

(No.952)

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辻井伸行デビュー10周年リサイタル

2018年2月28日(水) 19時開演 サントリーホール

notesプログラム
ショパン:英雄ポロネーズ
ドビュッシー: 月の光
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル: 水の戯れ
リスト:ラ・カンパネラ
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ガーシュイン:3つの前奏曲
サティ:3つのジムノペディ
カプースチン:8つの演奏会用練習曲 作品40
---
アンコール
ショパン:別れの曲
辻井伸行:ジェニーへのオマージュ
---
2009年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し、
その後国際的に活躍している辻井伸行さんはメディア登場も多く、
クラシック界で非常にチケットが取りにくい人気演奏家の一人ですが、
今回は友人が頑張って取ってくれました。

辻井さんの演奏を聴くのは2度目になります。
昨年2月に行った題名のない音楽会放送2500回記念の公開録画、
その時もサントリーホールでしたね。

前半はクラシックの名曲揃い。
「月の光」の出だしの美しく繊細な弱音にドキッとしました。
ドビュッシーも素敵でしたが、
個人的にはラヴェルが一番気に入りました。
「水の戯れ」の透明感のある美しさshineにうっとり。
この曲はドビュッシーの「水の反映」よりも先に印象主義の様式を打ち出した曲。
亡き王女の・・も美しく素敵な演奏でした。

後半はガラリと雰囲気が変わって、ジャズの要素の強い曲が続きます。
ガーシュインは上記の題名のない音楽会でアンコールとして五嶋龍さんと演奏した曲です。

カプースチンは初めて聴きましたが、ジャズのみならず、スゥイングやブギウギ、
ロックやラテンなどの要素が入ったとても斬新な曲でした。
プログラムノートによれば、非常に高度な技巧と集中力を要するため、
リサイタルで全曲を演奏したピアニストは、まだ少ないということです。
若い辻井さんの強い意欲が感じられましたし、このような躍動感のある現代曲も
意外と似合っていると思いました。

恩師である横山幸雄さんのように、トークが入らないかなぁと期待していたら、
アンコール1曲目の後に、ご挨拶がありました。
後半のプログラムは、自身の挑戦であるということ、ピアニストになろうと決めた時、
クラシックかジャズかで悩んだくらい、子供の頃からジャズが好きだそうです。
これからもますますのご活躍を!

Tsujii

(NO.949)

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チョ・ソンジン ピアノリサイタル@横浜みなとみらい

2018年1月28日(日)横浜みなとみらい大ホール 14時開演

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 「悲愴」op.13

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
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ドビュッシー:映像 第1集 第1番 水の反映 第2番 ラモーを讃えて 第3番 運動

ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
---
アンコール
シューマン:幻想小曲集 第3曲 「なぜに」

ショパン: 革命のエチュード

ショパン:スケルツォ 第2番

2週続けて、みなとみらいへ。
ソンジンさんのリサイタルは3回目ですが、
今回はチケット購入に出遅れたので、2階右側席です。

大ホールは満員御礼、2千人の聴衆がたった一人のピアニストの演奏に集中するって、
考えてみると凄いことですよね。

今回楽しみにしていたのが、昨年の東京芸術劇場でも聴いたドビュッシー。
端正で美しく、透明感のあるソンジンさんのピアノは、ドビュッシーがよく似合うと
思います。
水の反映、本当に水がキラキラと光に反映しているような美しさでしたshine

ベートーヴェンの ソナタ 30番も、
悲愴や熱情とはまた違った、味わい深い美しさが素敵でした。
後期のソナタはこれから少しずつ、聴いてみようと思います。

ショパンのソナタ、ショパンコンクールでは2番を弾いたソンジンさんですが、
3番も期待通りの、端正ながらも力強い演奏でした。

芸術劇場の時もそうだったけれど、アンコールが凄い。
スケルツォ2番は圧巻‼️ 会場が興奮の渦に❗️
(個人的には英雄ポロネーズを期待していたんですがcoldsweats01

今回の日本ツアーでは、プログラムがA(ドビュッシー 映像第2集)、B(映像第1集)と
あり、横浜みなとみらいはB、東京オペラシティなどはAでした。

昨年パリからベルリンに拠点を移して、ベルリンフィルとの初共演も果たしたそう。
次にチャンスがあれば、コンチェルトを聴いてみたいと思います。

Cho_1784


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ショパン&ラフマニノフ 珠玉の協奏曲の響宴

横山幸雄 ショパン&ラフマニノフ 珠玉の協奏曲の響宴

2018年1月20日(土)13時開演 横浜みなとみらい大ホール

ピアノ 横山幸雄
指揮 下野竜也
新日本フィルハーモニー交響楽団

第1部
ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21

第2部
ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43

ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

アンコール
横山幸雄: オマージュ・ア・ラフマニノフ" ヴォカリーズ "
ーーー

2018年 本格的な演奏会は横山幸雄さんでスタートです。
一つの演奏会で4曲のコンチェルト‼️
横山さんのならではの超人的でゴージャスな、
まるでプレステージシャンパンを4種類味わうようなコンサートでした。

第1部のショパンの1番は、ショパン20歳の頃に書かれた、
華やかでみずみずしく、どこか哀愁もある名曲。
私は特に優美な第2楽章が好きで、生で聴くたびウルっとしてしまいます。
この日も疲れた心に、優しく染み入ってきましたconfident

2番は1番に比べると聴く機会は減りますが、繊細でナイーブな曲。
横山さんにとっては、ショパンコンクールファイナルで弾いた思い出の曲でもありますね。
(ファイナルは1番を弾く人が圧倒的に多い)

第2部はロシアのロマン派を代表するラフマニノフ。
1曲めのパガニーニの主題による狂詩曲、知っているような知らないような⁇
通して聴いたことはなかったので、事前に調べて聴き込みました。
ピアノの演奏技巧に溢れた変奏曲で甘美な第18変奏は有名ですが、
この曲だったとは初めて知りました❗️
とにかくカッコいい曲で、横山さんによく似合っていました。

ピアノ協奏曲第2番は、先日も取り上げましたが、
濃厚なロマンチシズムに満ちた壮麗な曲で、フィギュアスケートでも有名です。
いつもCDで聴いていますが、やはり生演奏は迫力満点で、感動的でした。
エンディングは2000人の拍手と感動の渦が、しばらく収まりませんでした。

そしてまさか!のアンコールは、ご本人編曲によるヴォカリーズ。
高揚感を鎮めるような、美しい曲でした。

美しく端正なショパン、そしてラフマニノフは熱く、壮大で、、
コントラストも見事ですshine

ところで、応援している若手ヴァイオリニスト ビルマン聡平さんが、
1年程前に第2ヴァイオリン首席奏者として新日本フィルに入団されたので、
この日は二重の楽しみでした。
私の席は前方右側だったので、ビルマンさんはピアノの影になって足しか見えませんでしたがcoldsweats01

オーディションから試用期間を経て、本採用になるまでのいきさつを聞いていたので、
今まであまり馴染みなかったオーケストラというものに親しみを感じるようになりました。
長く研鑚を積み選ばれた一握りの人だけが、このような舞台に立てるのだと思うと、
改めてすごいなぁと思います。
ビルマンさんのこれからの活躍も楽しみです。


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ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル

2017年10月6日(金)19時開演 フィリアホールnotes

曲目
J. S. バッハ:4つのデュエットBWV802-805

ベートーヴェン:
ロンド ト長調op. 51-2
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調op. 2-3

---

ショパン:
幻想曲ヘ短調 op. 49
夜想曲第14番嬰ヘ短調 op.48-2
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35
---

アンコール曲
ブラームス:6つのピアノ小品 op 118 第2番 間奏曲イ長調


3月末にチケットを取り、半年間待ち焦がれたブレハッチのリサイタル。
今回初めて生の演奏を聴くことができました。

拙い文章で多くを語るのが虚しくなる位、感動しました。
前半は心洗われるようなバッハ、
そして瑞々しく心躍るベートーヴェン。

ピアノ・ソナタ第3番ってこんなに素敵な曲だったのねsign02と驚く位、
活き活きと演奏されていました。

後半はショパンオンリー。
誰かが言っていた通り、もしショパンが現代に生きていたら、
こんな感じかもしれない.....

ちょっと線が細くて繊細で、でも内に秘めたパッションは誰よりも強く、
愛情に溢れる人、
そしてピアノに対する真摯な姿勢。。。まさにピアノの詩人、
私の中のショパンのイメージと重なります。

先日横山さんの演奏でも聴いた大好きな幻想曲も素晴らしかったけれど、
ピアノソナタ2番は凄みがあり、ショパンの世界に引き込まれましたconfident

アンコールのブラームスは優しくて、温かくて、心に沁みました。

会場が2000人規模の大ホールではなく、500人のフィリアホールというのも
ピアニストと聴衆、両方の緊張感が伝わって来て贅沢でした。

日本に来てくれて本当にありがとう。次回もぜひ聴きに行きたいですnote

Rafal2017

ブレハッチインタビュー

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横山幸雄ベートーヴェン・プラス VOL.4

2017年9月23日(土・祝) 東京オペラシティ コンサートホールnotes

ピアノ 横山幸雄

第1部 10:30開演
 ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op. 27-1
        第14番嬰ハ短調「月光」Op. 27-2
        第15番二長調「田園」Op. 28

第2部 
 7つのバガテル Op. 33
 2つの前奏曲 Op. 39
 ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1

第3部 
 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」 Op. 31-2
        第18番変ホ長調 Op. 31-3

第4部 
 バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV. 903
 モーツァルト:幻想曲ニ短調 K. 397
 ショパン:即興曲第4番嬰ハ短調「幻想即興曲」Op. 66
      幻想曲へ短調 Op. 49
      ポロネーズ第7番変イ長調「幻想ポロネーズ」Op. 61

第5部 
 シューマン:幻想曲ハ長調 Op. 17

アンコール
バッハ/グノーのアヴェマリアの主題による即興
作曲: 横山幸雄

(16:30頃終演)

今年も行ってきましたsign03 横山さんのベートーヴェン・プラス。
今回のテーマは30代に入り耳の病に対する絶望とそれを乗り越えていくベートーヴェンの変革で、
2つのコンセプトを軸としています。
一つはベートーヴェンのピアノソナタ13番から18番とその周辺、
もう一つは、幻想曲風ソナタと名付けられた13、14番のピアノソナタにちなみ、
他の作曲家たちの「幻想曲」がプラスの部分です。

今回も曲数が多いので予習が大変でしたが、特に楽しみにしていたのが、
ベートーヴェンの月光、テンペスト、そしてショパンの幻想曲です。
横山さんの演奏は何度か聴いていますが、今回も期待通り素晴らしかったですlovely

幻想曲のスタイルは幻想的という意味ではなく、自由に表現された枠にとらわれないという
意味です。作曲家それぞれに捉え方や表現はまったく違うということですが、
今回のプログラムの中では、モーツァルトとショパンの幻想曲がお気に入りでした。

ベートーヴェンのピアノソナタといえば、3大と言われる、月光、悲愴、熱情は
さすがに名曲中の名曲と思いますが、私の中ではテンペストもそれらと同じくらい
大好きな曲。
ドラマチックで聴くたびに心を揺さぶられます。

このような演奏会がなければ知らなかったかもしれない13番、15番、16番、18番も
じっくりと聴きこんで臨みました。
あまりベートーヴェンっぽくない?牧歌的な曲、ユーモラス、穏やかで優しい曲も多いのですね。
個人的にはどちらかと言えば、悲劇的でドラマチックな曲が好きなようですcoldsweats01

2013年にスタートしたこのシリーズは今年が折り返し地点で、
2020年のベートーヴェン生誕250周年まで続くそうです。
私たちファンはすっかり慣れてしまっている長時間のコンサート、
当然のことのように暗譜で、涼しい顔で凄い演奏をされている横山さんですが、
見えないところで相当努力されているのだろうなぁと、、頭が下がります。
これからも私たちを楽しませてくださ〜いshine

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樫本大進&アレッシオ・バックス デュオリサイタル

2017年7月12日(水) 19時開演
東京オペラシティコンサートホール

樫本大進(ヴァイオリン)
アレッシオ・バックス(ピアノ)

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K. 301

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op. 78「雨の歌」
ーーー
シマノフスキ:神話 Op. 30

グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op. 45

アンコール
グルック: メロディ

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樫本大進さんのヴァイオリンを一度聴いてみたくて、オペラシティへ。
大進さんはドイツを拠点にソリストとして世界を舞台に活躍、
2010年からはベルリンフィルの第1コンサートマスターを務める38歳。

大進さんのヴァイオリンは、この上なく艶やかで美しく、
知的で繊細であり、情熱的でもあり、期待通りでしたsign03

まず最初のモーツァルトは、明るく軽やかで幸せな気分になれました。

次はブラームス。この曲は日頃、古澤巌さんと高橋悠治さんのCDで聴いているのですが、
聴けば聴くほど好きになる、本当に深く味わいのある曲です。
古澤高橋デュオに比べると若いデュオですが、しっとりと情感豊かで、
ブラームスの世界に引き込まれました。やっぱり好きだなぁと再確認confident

シマノフスキは少しだけ予習して臨んだのですが、私には難しい曲でした。

グリーグは圧巻でした。華麗で情熱的で、とにかくかっこいいsign03
痺れました。この日の席は19列目、欲を言えばもう少し前方で見たかった(^^)
ヴァイオリンソナタにまた一つお気に入りが増えました。

蒸し暑い不快な気候を吹き飛ばしてくれる、極上の2時間でした。
このところ体調がよくなくて、この日も大丈夫かなと不安もありましたが、
帰りには元気が出てきましたpunch

帰宅してすぐスポーツニュースをチェック、Carpはジョンソン投手の好投で、
前半戦ラストのゲームに勝利し、貯金23で終えることができました。
後半戦もCarpらしい野球で、実りの秋を迎えましょう。

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ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番

5月のチョソンジン ピアノリサイタル前からの
ドビュッシーMYブームが続く中、念願だった横山幸雄さんの
ラフマニノフピアノ協奏曲第3番を聴きに行ってきました。

2017年6月14日(水) 19時開演 紀尾井ホール

はまくんと仲間たちオーケストラ

ラフマニノフのピアノ協奏曲はフィギュアスケートでもよく使われる第2番が有名で、
私も好きで横山さんの演奏も聴きましたが、(4大ピアノ協奏曲 at みなとみらいホール 2015.3)
なぜか3番により惹かれます。

2番に比べると演奏機会が少ないため、なかなかチャンスがありませんでしたが、
今回ようやく実現しました。

ラフマニノフが1909年に行った初のアメリカ演奏旅行用に作曲された
ラフマニノフの代表曲の一つで、非常に高い技術が必要とされます。

これ以上の音符は人間の指では弾けない。
2番の演奏は一年空くことはないが、3番は時に2-3年空くこともある。
ラフマニノフ特有の濃厚なロマンチシズムがこれでもか・・と押し寄せる。
ピアノの演奏技巧の髄が詰まっている、非常に大変な曲。

by横山さん BSジャパン エンター・ザ・ミュージック2017.1.9 番組より

大好きな曲をそれ程遠くない距離で横山さんの演奏で堪能できて、
至福のひと時でした。 感動と勇気をもらいました。
横山さんはやっぱり凄いsign03

ピアノ協奏曲をそれほど多く聴いているわけではないけれど、
この曲はアメリカ人が好むタイプなのかもしれないと感じます。
抒情的でドラマチックで、あまり難解でなく、演奏効果が非常に高い。
ワインに例えるとカリフォルニアワインのような感じかも?
と思いました。

Rafma

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モーツァルトも、ベートーヴェンも素晴らしい演奏でしたshine
来年も行きたいと思います。


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チョ・ソンジン ピアノリサイタル@東京芸術劇場

2017年5月17日(水) 19時開演 東京芸術劇場 コンサートホール

曲目

ドビュッシー:子供の領分
  グラドゥース・アド・パルナッスム博士/ジャンボーの子守歌/人形のセレナード
  雪は踊る/小さな羊飼い/ゴリウォッグのケークウォーク

ドビュッシー:ベルガマスク組曲
  前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ

ドビュッシー:喜びの島

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ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23

ショパン:バラード第2番 ヘ長調 作品38

ショパン:バラード第3番 変イ長調 作品47

ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52

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アンコール

モーツァルト:ピアノソナタ 第12番 第2楽章

リスト:超絶技巧練習曲より 第10番

ドビュッシー:映像第1集 水の反映

リスト:ラ・カンパネラ


1月の日本公演のアンコール公演ということです。
ミューザ川崎に聴きに行きましたが、)
わずか4ヶ月後にまた行くとは思いませんでした。
決め手はショパンのバラード全曲でした。

前半はドビュッシーだったので、この機会にしっかり予習して臨みました。
ドビュッシーと言えば月の光くらいしか思い浮かばなかったけれど、
じっくり聴いてみて、かなり好きになりました。

いや〜〜ホントに素晴らしいの一言。
個人的には1月のプログラムよりもはるかに好みで、
ソンジンさんの演奏も凄みがあったように思います。

ベルガマスク組曲は美しくうっとりしましたが、
喜びの島が圧巻でした。華麗でどこか妖しげな雰囲気もある曲を、
見事に表現していました。
横山さんの演奏も聴いてみたいなぁ。。

バラード1番はショパンの青春時代に書かれた華やかさと瑞瑞しさとともに、
どこか切なさも併せ持つ名曲。
私の勝手なイメージですが、ソンジンさんに似合う曲だと思っていましたが、
予想通りとても素敵でした。

バラード4番は、ショパンの作品の中では別格の曲。
もう少し人生経験を積んでからでも良いのでは?なんて
思っていましたが、見事に裏切られました
こんな言い方は変かもしれないけれど、感動してしまいました。

アンコールは4曲も‼️それも凄い曲ばかり。
ラストのラ・カンパネラが終わると、大歓声とスタンディングオベーション‼️
まるでロックコンサートのような興奮の渦typhoonでした。

私の席は右寄りの6列目だったのですが、周りに若い女性が多くて、
通常のクラシックのコンサートとは違ったノリでした。

現在もパリで勉強中のソンジンさん。
これからますます進化していくのでしょうね〜 楽しみなピアニストです。
Program201705

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横山幸雄入魂のショパン2017

2017年5月5日 (金・祝)
東京オペラシティ コンサートホール

曲目:<第1部> エチュード集 Op.10 、エチュード集 Op.25

<第2部> 2つのポロネーズ Op.26 、 2つの夜想曲 Op.27 、24の前奏曲 Op.28

<第3部> 即興曲 第1番 Op.29 、4つのマズルカ Op.30 、スケルツォ 第2番 Op.31
2つの夜想曲 Op.32 、4つのマズルカ Op.33 、3つの華麗なるワルツ Op.34
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」 Op.35

<第4部> 即興曲 第2番 Op.36 、 2つの夜想曲 Op.37 、バラード 第2番 Op.38
スケルツォ 第3番 Op.39 、2つのポロネーズ Op.40 、4つのマズルカ Op.41
ワルツ 第5番 「大円舞曲」 Op.42 、タランテラ Op.43 、ポロネーズ 第5番 Op.44

<第5部> マズルカ風ロンド Op.5 、 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
バラード 第1番 Op.23 、ポロネーズ 第6番 「英雄」 Op.53 、子守歌 Op.57
舟歌 Op.60 、 ポロネーズ 第7番 「幻想」Op.61


今年も行ってきました。入魂のショパン。
GW恒例となった横山幸雄さんのオールショパンコンサート。

13時開始の第1部から終了21時の第5部まで、ショパンの人生を辿り演奏される
長丁場のコンサートです。
私は第4部、第5部を聴きました。
各部の冒頭に、横山さんによる作品の解説があり、
第4部は、ショパンが28-29才の作品で、バラード2番やスケルツォ3番、
ポロネーズ5番など、激しさと静けさが同居した作品が多いということでした。
今回特に楽しみにしていたのが、ポロネーズ5番です。

ポロネーズは6番が英雄、7番が幻想とタイトルが付けられており、
それらの名曲の陰に隠れた感のある5番は、
普段あまり演奏される機会がありません。
でも個人的にはとても好きな曲です。

全体に悲劇的な激しい曲ですが、中間部はマズルカや優しく美しい部分もあり、
とてもショパンらしい作品のひとつだと思います。
今回初めて生で聴き、感動しました。
やはり心の揺さぶられる名曲だと思います。

あと印象に残ったのが、意外にもバラード第2番です。
バラード1から4番の中では、あまり聴く機会がない曲ですが、
今回横山さんの演奏を聴いて、ショパンの心の叫びが聞こえました。

第5部は年代に限定されない名曲揃い‼︎
冒頭、第4部と第5部でピアノを交換したとお話しがありました。
4部は40才くらいのピアノ、5部は15才くらいのまだ若いピアノという
ことでした。(両方共横山さん持込みのNYスタインウェイらしいです。)
私は4部が前方左側、5部が前方右側の席(同じ11列)だったので比較はできませんが、
4部はマイルドな音に感じ、話しを聞いたからかもしれませんが?、
5部は硬質で、よりダイナミックに聞こえたような気がしました。

バラード第1番、舟歌、英雄ポロネーズ、、、何度聴いても素晴らしい名曲、
ラストの幻想ポロネーズは晩年の最高傑作と言われる、
ポロネーズというより幻想曲のような曲、
バラード4番と同じように、ピアノという楽器の表現力の豊かさ、奥深さ、
深い精神性、人生を感じました。

昔から好きだったショパンですが、横山さんの演奏会に足を運ぶようになって
有名な曲だけでなく、ショパンの人生のお話と共に隠れた名曲まで聴けて、
より深く、ショパンを身近に感じられるようになりました。
来年も楽しみです。


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