チョ・ソンジン ピアノリサイタル@東京芸術劇場

2017年5月17日(水) 19時開演 東京芸術劇場 コンサートホール

曲目

ドビュッシー:子供の領分
  グラドゥース・アド・パルナッスム博士/ジャンボーの子守歌/人形のセレナード
  雪は踊る/小さな羊飼い/ゴリウォッグのケークウォーク

ドビュッシー:ベルガマスク組曲
  前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ

ドビュッシー:喜びの島

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ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23

ショパン:バラード第2番 ヘ長調 作品38

ショパン:バラード第3番 変イ長調 作品47

ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52

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アンコール

モーツァルト:ピアノソナタ 第12番 第2楽章

リスト:超絶技巧練習曲より 第10番

ドビュッシー:映像第1集 水の反映

リスト:ラ・カンパネラ


1月の日本公演のアンコール公演ということです。
ミューザ川崎に聴きに行きましたが、)
わずか4ヶ月後にまた行くとは思いませんでした。
決め手はショパンのバラード全曲でした。

前半はドビュッシーだったので、この機会にしっかり予習して臨みました。
ドビュッシーと言えば月の光くらいしか思い浮かばなかったけれど、
じっくり聴いてみて、かなり好きになりました。

いや〜〜ホントに素晴らしいの一言。
個人的には1月のプログラムよりもはるかに好みで、
ソンジンさんの演奏も凄みがあったように思います。

ベルガマスク組曲は美しくうっとりしましたが、
喜びの島が圧巻でした。華麗でどこか妖しげな雰囲気もある曲を、
見事に表現していました。
横山さんの演奏も聴いてみたいなぁ。。

バラード1番はショパンの青春時代に書かれた華やかさと瑞瑞しさとともに、
どこか切なさも併せ持つ名曲。
私の勝手なイメージですが、ソンジンさんに似合う曲だと思っていましたが、
予想通りとても素敵でした。

バラード4番は、ショパンの作品の中では別格の曲。
もう少し人生経験を積んでからでも良いのでは?なんて
思っていましたが、見事に裏切られました
こんな言い方は変かもしれないけれど、感動してしまいました。

アンコールは4曲も‼️それも凄い曲ばかり。
ラストのラ・カンパネラが終わると、大歓声とスタンディングオベーション‼️
まるでロックコンサートのような興奮の渦typhoonでした。

私の席は右寄りの6列目だったのですが、周りに若い女性が多くて、
通常のクラシックのコンサートとは違ったノリでした。

現在もパリで勉強中のソンジンさん。
これからますます進化していくのでしょうね〜 楽しみなピアニストです。
Program201705

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横山幸雄入魂のショパン2017

2017年5月5日 (金・祝)
東京オペラシティ コンサートホール

曲目:<第1部> エチュード集 Op.10 、エチュード集 Op.25

<第2部> 2つのポロネーズ Op.26 、 2つの夜想曲 Op.27 、24の前奏曲 Op.28

<第3部> 即興曲 第1番 Op.29 、4つのマズルカ Op.30 、スケルツォ 第2番 Op.31
2つの夜想曲 Op.32 、4つのマズルカ Op.33 、3つの華麗なるワルツ Op.34
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」 Op.35

<第4部> 即興曲 第2番 Op.36 、 2つの夜想曲 Op.37 、バラード 第2番 Op.38
スケルツォ 第3番 Op.39 、2つのポロネーズ Op.40 、4つのマズルカ Op.41
ワルツ 第5番 「大円舞曲」 Op.42 、タランテラ Op.43 、ポロネーズ 第5番 Op.44

<第5部> マズルカ風ロンド Op.5 、 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
バラード 第1番 Op.23 、ポロネーズ 第6番 「英雄」 Op.53 、子守歌 Op.57
舟歌 Op.60 、 ポロネーズ 第7番 「幻想」Op.61


今年も行ってきました。入魂のショパン。
GW恒例となった横山幸雄さんのオールショパンコンサート。

13時開始の第1部から終了21時の第5部まで、ショパンの人生を辿り演奏される
長丁場のコンサートです。
私は第4部、第5部を聴きました。
各部の冒頭に、横山さんによる作品の解説があり、
第4部は、ショパンが28-29才の作品で、バラード2番やスケルツォ3番、
ポロネーズ5番など、激しさと静けさが同居した作品が多いということでした。
今回特に楽しみにしていたのが、ポロネーズ5番です。

ポロネーズは6番が英雄、7番が幻想とタイトルが付けられており、
それらの名曲の陰に隠れた感のある5番は、
普段あまり演奏される機会がありません。
でも個人的にはとても好きな曲です。

全体に悲劇的な激しい曲ですが、中間部はマズルカや優しく美しい部分もあり、
とてもショパンらしい作品のひとつだと思います。
今回初めて生で聴き、感動しました。
やはり心の揺さぶられる名曲だと思います。

あと印象に残ったのが、意外にもバラード第2番です。
バラード1から4番の中では、あまり聴く機会がない曲ですが、
今回横山さんの演奏を聴いて、ショパンの心の叫びが聞こえました。

第5部は年代に限定されない名曲揃い‼︎
冒頭、第4部と第5部でピアノを交換したとお話しがありました。
4部は40才くらいのピアノ、5部は15才くらいのまだ若いピアノという
ことでした。(両方共横山さん持込みのNYスタインウェイらしいです。)
私は4部が前方左側、5部が前方右側の席(同じ11列)だったので比較はできませんが、
4部はマイルドな音に感じ、話しを聞いたからかもしれませんが?、
5部は硬質で、よりダイナミックに聞こえたような気がしました。

バラード第1番、舟歌、英雄ポロネーズ、、、何度聴いても素晴らしい名曲、
ラストの幻想ポロネーズは晩年の最高傑作と言われる、
ポロネーズというより幻想曲のような曲、
バラード4番と同じように、ピアノという楽器の表現力の豊かさ、奥深さ、
深い精神性、人生を感じました。

昔から好きだったショパンですが、横山さんの演奏会に足を運ぶようになって
有名な曲だけでなく、ショパンの人生のお話と共に隠れた名曲まで聴けて、
より深く、ショパンを身近に感じられるようになりました。
来年も楽しみです。


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「黄金のデュオ」矢部達哉&横山幸雄 デュオ・リサイタル

2017年 4月1日(土) 13:30開演 ミューザ川崎シンフォニーホール

待ちに待った黄金のデュオのリサイタルに行ってきました。
ベートーヴェンのクロイツェルソナタとフランクのヴァイオリンソナタという、
重厚なプログラム‼︎

矢部達哉&横山幸雄 デュオリサイタル
2015年12月のリサイタルに感激して、今回もとても楽しみにしていました。
席は2階の2CBエリアでステージからはかなり距離がありましたが、
正面向きで音の響きは申し分なしでした。

222076


ヴァイオリン:矢部達哉
ピアノ:横山幸雄

曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 「クロイツェル」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」☆
シューベルト:即興曲D.899より第3曲 ☆
ショパン:ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」☆
フランク:ヴァイオリン・ソナタ

アンコール
フォーレ:夢のあとに
ドビュッシー:前奏曲第2集第6曲 風変わりなラヴィーヌ将軍 ☆
マスネ:タイスの瞑想曲

☆ピアノソロ

最近足を運んだ演奏会でも断トツに好みで、期待通りでしたsign03
クロイツェルソナタは最初は情熱的なカッコよさに惹かれていましたが、
聴き込んでいくうちに第2楽章の美しきに驚くようになりました。
この日の演奏もヴァイオリンとピアノのささやくような掛け合いが
優しく美しく・・・うっとり聴き惚れましたheart01

ベートーヴェン以前は、ヴァイオリンソナタというと、ピアノがソロ、
ヴァイオリンが伴奏の役割をするのが一般的でしたが、
ベートーヴェンは両楽器を対等に扱い、伴奏とソロが交互に入れ替わり、
あるいは掛け合うような展開の手法をとり、
それがこのジャンルの新しい境地を開いたと言われています。
ですから正確には「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」なのですね。

横山さんのソロでは、熱情が圧巻でした。
情熱的な演奏でベートーヴェンの思いが伝わってくるような気がしました。
終了後はまさに割れんばかりの拍手でした。

お二人の息の合った軽妙なトークも楽しくて。
矢部さんが横山さんに「ピアノお上手ですね」には会場爆笑happy01
横山さんは今話題になっている音大の教授ではなくなり、
日本パデレフスキ協会の会長になられたそうです。

後半はフランクのヴァイオリンソナタ。
1997年に出した二人のCD、ECHEZEAUX (ブルゴーニュのワイン名)に
この曲が入っています。
20代の時の演奏は、フレッシュでアタックが強めの果実味豊かな味わいでしたが、
20年の熟成期間を経て深みが増し、凝縮感のあるまろやかなヴィンテージワインに
変化しているかのようです。
特に第4楽章の幸福感に満ちた演奏に感激。ブラヴォー‼︎も出ていました。

アンコールのラストは、タイスの瞑想曲。
優しくて美しい演奏に、心から癒されました。
しばらく席を立たずに余韻に浸っていたいくらいでしたconfident

黄金のデュオが(矢部さんのことばを借りると)「いぶし銀のデュオ」と
言われるような年齢になるまで、年に一度はリサイタルをやって欲しいです。

2時間余の極上の時から覚め現実に戻り、花冷えの中買い物をして帰宅すると、
カープの試合がまだ中継途中、延長サヨナラで嬉しい今季初勝利happy01
またエキサイティングな半年間がスタートしました。

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THE ヴァイオリン協奏曲

いろいろな曲を聴き、様々な楽器や声楽のことを知るほど、
やっぱりヴァイオリンとピアノが一番好きだなぁ〜と再認識する今日この頃。
ヴァイオリン演奏を聴くのはこれまで室内楽中心だったけれど、これからは
コンチェルトも少しずつ聴いてみたいと思っていた矢先、
池袋の東京芸術劇場でヴァイオリニストの五嶋龍さんの
コンチェルトがあると知り、昨年11月初めにチケットを取りました。
出遅れたのでステージから遥か遠い3階席でしたが、
同じく準・龍さんファン?の友人と聴きに行ってきました。

2017年3月21日 東京芸術劇場 コンサートホール 19時開演

エリアフ・インバル指揮
ベルリン・コンチェルトハウス管弦楽団

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ヴァイオリン 五嶋龍

マーラー 交響曲 第1番 ニ長調 巨人

クラシック界の若きスーパースター 龍さんがソリストということもあり、
ホールは満席で客席はいつもより若い女性が多かったです。
メンコンの愛称で親しまれているメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は
定番中の定番。
龍さんの美しく艶やかなヴァイオリンで、華やかでロマンチックな名曲を堪能‼️
もっともっと龍さんのヴァイオリンを聴きたいと思いました。
壮大なオーケストラとソリストの演奏を楽しめるコンチェルトは
室内楽とはまた違った魅力がありますね。

マエストロはマーラーがお得意だそうですが、
後半のマーラーの巨人は、残念ながら好みではありませんでした。
(演奏云々ではなく曲自体が。アンチGだからという訳でもなく。)

先日、会員になっているフィリアホールからのチラシが届き、
何気なく見ていたらなんとラファウ・ブレハッチのリサイタルが‼️
もし来日したら聴きに行きたいと思っていたピアニストの筆頭、
しかも家から近く馴染みのあるホールにブレハッチが来るなんて、
信じられないくらいです。
ダメもとで先行予約に申し込んだら、当選しチケットが取れました。
500人程の小さなホールでブレハッチの演奏が聴けると思うと
半年以上も先ですが今から本当に待ち遠しいですconfident

ここ数年、横山さん中心でぷち追っかけ状態でしたが、
今年はもう少し幅広く聴きに行こうと思います。

Ryugoto


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「題名のない音楽会」公開収録

今月は演奏会に行く予定はなかったのですが、1月に応募した題名のない音楽会の
公開収録に当選したので、2/2 サントリーホールに行ってきました。
観覧応募の段階では、日時と会場、主な出演者のみの情報でしたが、
ピア二スト辻井伸行さんの名前があったので、競争率が高いだろうということと、
会場がサントリーホールなので、スペシャルな企画?というのは事前に予想がつきました。

当日ホールに行って、渡されたパンフレットを見ると
第1部 2500回記念 ③祝典の音楽会
2/19(日)放送予定 2/26(日) BS放送予定
第2部 2500回記念 ④歴史を彩る音楽会
2/26 (日)放送予定 3/5(日) BS放送予定
まさにスペシャルプログラムsign03
(放送2回分を収録)

放送前なので詳細は控えますが、豪華な出演者揃いで
工夫を凝らしたとても贅沢なプログラムでした。
特に心に残ったのは、第2部 辻井伸行さんのピアノ協奏曲第1番
ショパンの青春時代に書かれた曲で、演奏は第3楽章のみでしたが、
瑞々しくキラキラした曲に辻井さんのピアノがとても似合っていました。
それと、聴衆の温かさと熱さ。
最後の龍さんのご挨拶が、とても感激していたように思えて、
こちらも胸が熱くなりました。

2/12の放送で知りましたが、3月で司会を卒業するそうです。
この番組を見始めたのは、前司会者の佐渡さんの始め辺りからで、
龍さんになってからはほとんど観ていましたので寂しいですが、
今回記念すべき回に聴衆としてその場にいられてラッキーでした。

私たちの席はステージ横2階で、正面からは観られなかったので、
オンエアが今からとても楽しみです。

ショパン ピアノ協奏曲 第1番 第3楽章 ラファウ ブラハッチ

番組HP TV朝日
出光興産PR

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チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル@ミューザ川崎

2017年1月19日(木) 19時開演
ミューザ川崎 シンフォニーホール

notesプログラム
ベルク ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1

シューベルト ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D958

ショパン 24の前奏曲 Op.28


2017年 第一回目の演奏会は、ミューザ川崎にチョ・ソンジンさんのピアノを
聴きに行ってきました。
2015年のショパン国際ピアノコンクールの優勝者で、ソウル出身の22歳。

キラキラとした透明感のある美しい音、
力強さと繊細さのバランスが素晴らしい、正統派ピアニストという印象。

凛としたシューベルトも素敵でしたが、
ショパン 24の前奏曲 Op.28がいちばん印象に残りました。
ショパコンの時の演奏が楷書だとすると、行書。
少し変化を付けて演奏していました。

24色の宝石が煌めいているような演奏shine
ショパンのプレリュードの魅力を再認識させてくれたソンジンさんに感謝です。

所作が初々しく、独特の緊張感も伝わってきて、
こちらまでドキドキ・・・とても贅沢で濃密な2時間でした。

アンコール
ショパン マズルカ Op.30-4
ブラームス ハンガリー舞曲 第1番


ショパンコンクールでポロネーズ賞を受賞した英雄ポロネーズ

1/17 ミューザの2日前のサントリーホールではアンコール3曲で、
なんとバラード1番と英雄ポロネーズが演奏されたとかsign03
密かに期待していましたが、残念ながら叶いませんでした。
また、いつか。。。


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千住真理子&横山幸雄デュオ・リサイタル

2016.12.23 (金・祝)
やまと芸術文化ホール メインホール 14時開演

今年のラストを飾る演奏会は、千住真理子さんと横山幸雄さんの
豪華デュオ・リサイタルshine 〜冬に咲く華〜

曲目
バッハ:G線上のアリア
ヘンデル:歌劇『セルセ』より「懐かしい木陰よ」
アルビノーニ:アダージョ
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調
ーーー
シューベルト :4つの即興曲 Op142 D.935より第1番 (ピアノソロ)
ショパン :英雄ポロネーズ 変イ長調 (ピアノソロ)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ーーー
アンコール
マスカーニ:カヴァレリアルスティカーナの間奏曲
Yamatoc

この二人のデュオは、2013年に初めて生・横山さんを聴きに行ったフィリアホールで、
ブラームスのヴァイオリンソナタ全曲を聴いて以来。
真赤なドレスでご登場の千住さんは知的で美しい演奏、
華のあるヴァイオリニストだと思います。

今回のプログラムは小品、ピアノソロ曲とバラエティに富んでいましたが、
何といってもヴァイオリンソナタ2曲が最高でしたsign01

noteフォーレ ヴァイオリンソナタ第1番

近代フランスの作曲家フォーレ30歳の時の作品。
ヴァイオリンとピアノの多彩なテクニックや音色を駆使して書かれた曲で、
フランスっぽい洗練された雰囲気の中、瑞々しく美しい‼︎

千住さんはフォーレのこの曲が大好きだそうですが、
ピアノパートが難しいため引き受けてくれる人がなかなか見つからないとか。
横山さん、お困りの時はいつでもどうぞとhappy01

CD(ECHEZEAUX 矢部達哉&横山幸雄)で聴いていた時もかなり華麗な曲だと思っていたけれど、
今回横山さんの手元を見ていてよくわかりました。実に目まぐるしいsign01

とても華やかで美しくて、うっとり聴き惚れてしまいましたlovely

note後半はフランクの ヴァイオリンソナタ。

もっとも人気のあるヴァイオリンソナタと言われる名曲、
ピアノとヴァイオリンが優しく、時には諍いもしながら対話していき、
最後はハッピーエンド。。のイメージです。
私も好きでよく聴いていますが、特に第4楽章が明るく快活で、幸せな気分になります。

フランクはベルギーで生まれ、パリで活躍しました。
この曲は友人の名ヴァイオリニスト イザイの結婚祝いとして書かれた作品です。
フォーレもフランクも同じイ長調ですが、フォーレの方が若々しさが前面に出ているのに対して
フランクの方は落ち着いていて、円熟の味わいといったところでしょうか。
ヴァイオリンソナタって素晴らしいなぁ〜と思わせてくれる曲です。

今月前半は体調を崩してしまい、外出もままならない日々が続いていましたが、
なんとしてもこの日までには回復したいと思っていました。
本当に行けて良かった‼︎
私にとって最高のクリスマスプレゼントxmasとなりました。

今年も横山さんを中心に、いろいろな演奏会に行くことができました。
苦しみも少なくない1年でしたが、素晴らしい音楽に元気と癒しをもらいました。
コンサートに足を運べるのも、心身の健康あってこそですね。
来年もいい音楽を聴き、心豊かなひと時を過ごせたら嬉しいです。
一年間拙いコンサートレポート読んでくださった皆さん、ありがとうございました。


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横山幸雄 Voyage vol.11

横山幸雄 ピアノ・リサイタル・シリーズ Voyage
〜ショパンからラフマニノフを結ぶ音楽の旅路〜
第11回ラヴェルのピアノ曲と歌曲を巡って

2016年11月27日(日)15時開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール

notesプログラム
前奏曲
ボロディン風に
シャブリエ風に
2つのヘブライの歌☆
クープランの墓
ーーー
博物誌☆
〈孔雀、コオロギ、白鳥、カワセミ、ホロホロ鳥〉
シェエラザード☆
〈アジア、魔法の笛、つれない人〉
ーーー
アンコール曲 オールラヴェル
ハバネラ形式のヴォカリーズ ☆
亡き王女のためのパヴァーヌ
道化師の朝の歌

☆声楽作品

三鷹 風のホールで続いているシリーズ、私は3回目になります。
前回に引き続きラヴェルのピアノ独奏曲と、今回は歌曲が加わったプログラムで、
ゲストは人気と実力を兼ね備えたメゾソプラノの林美智子さん。

冒頭、横山さんによるご挨拶と楽曲の解説がありました。
ラヴェルは知名度の割にそれほど多くの曲を残してはいないが、
一曲一曲の完成度は非常に高いということ、
今日はフランスのエスプリを楽しんでくださいと。

今回のプログラムではクープランの墓が一番気に入りました。
クープランが生きていた時代の、舞曲や前奏曲、フーガ、トッカータの形式で
書かれた6曲で構成された組曲で、ラヴェル最後のピアノ独奏曲です。

第一次世界大戦で戦死した友人達へのオマージュですが、
それぞれの曲が色彩豊かで、華麗で力強さもあり、
CDで聴いていた時より数段好きになりました。
ラヴェルってホントにフランスっぽいなと感じますnotes

歌曲はほとんど予習ができなかったので大丈夫かなと思いましたが、
林さんの豊かで美しい歌声と横山さんの華麗なピアノで、
知らない曲でも十分楽しめました。
パンフレットに歌詞大意が書かれていたので、わかりやすかったです。

実は林さんの歌を聴くのは三度目。
だいぶ前にモーツァルトの歌曲を聴きに行ったことがあるのですが、
アヴェ・ヴェルム・コルプスに感動したことを思い出します。

横山さんはショパンとベートーヴェンが演奏活動の中心ですが、
ラヴェルのようなフランスものも雰囲気が違って良いですね〜confident
私のような素人はこのような機会がないとラヴェルのピアノ曲を聴く機会は
なかなかないと思います。
他の演奏会とはひと味違ったこのシリーズも次回がラストになるようですが、
また風のホールに行くのを楽しみにしています。

Mitaka2

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芸術の秋

11月に入ってから、初冬のような寒い毎日、
今年は大好きな秋が短かくてちょっと寂しい気がします。
でも芸術の秋、音楽三昧の嬉しい季節になってますhappy01

先週は友人のお誘いで、思いがけずサントリーホールで
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 バンベルク交響楽団の
ベートーヴェンを聴くことができました。

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調、諏訪内晶子
交響曲第5番 ハ短調 「運命」

普段あまり聴かないジャンルですが2曲とも素晴らしくて、
あっというまの贅沢な2時間でした。運命には心打たれ、
ヴァイオリン協奏曲は他にもいろいろ聴いてみたいと思いました。

サントリーホールは十数年ぶりでしたが、華やかで格調高く、
聴衆にも外国人が多いせいか、ヨーロッパのホールにいるような気分にshine
バンベルクといえば、2000年5月に訪れた街。
世界遺産になっている中世の美しい街並みと、ラオホビールを思い出しました。

France20116


France20115
パリ チュイルリー公園 2011.9

ニフティの都合で HP ヨーロッパ旅エッセイ 引越ししました。
ブログ右上から飛びます。
http://maru22.travel.coocan.jp

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プレイエルで聴くショパン

プレイエルで聴くショパン 横山幸雄・趙 静 デュオリサイタル
2016年10月28日(金)19:00開演
北とぴあ さくらホール

ピアノ 横山幸雄
チェロ 趙 静

曲目
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 作品3
ノクターン第1番 変ロ短調 作品9-1
バラード第1番 ト短調 作品23
幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
---

バラード第4番 ヘ短調 作品52
チェロ・ソナタ ト短調 作品65


Hokutopia

ショパンが愛したプレイエルのピアノで聴く、オールショパンプログラム。
今回使用されたピアノは横山さんがパリで出会い、日本に持ち帰られたもので、
製造は1910年、ショパン生誕100年の年だそう。
(横山さんが教鞭をとる上野学園の所蔵。)

初めて見るプレイエルは、アンティーク家具のような優美な外観で、
初めて生で聴く音は、柔らかく繊細で、まろやかに感じました。
ワインに例えると、ブルゴーニュの白、モンラッシェのよう⁉︎

チェロとピアノのデュオを聴く機会は普段あまり多くありませんが、
チェロの深みと厚みのある音と、華やかなピアノのアンサンブルは
深く心に染み入ってきました。

ピアノソロでは、バラードが最高でした。
数あるショパンの作品の中でも、特に好きな2曲。
1番はキラキラした若さ、情熱に満ちていて、
4番は、曲がまるで人生そのもののような深い味わいがあります。

そんな曲を、横山さんが弾くプレイエルで、
そう遠くない距離で堪能できて、至福のひと時でした。

アンコールもオールショパン。
2曲目が別れのワルツ、これでおしまいかと帰り支度を始めたら、
拍手に応えて再度登場し、別れの曲を弾かれました。
ホントにこれがサイゴだよ、と言っているようで。。happy01

Dsc_0708
ジャパンアーツより

ーーー
Carpは日本シリーズ、残念な結果で終わりましたが、
本当に素晴らしいシーズンで、たくさんの感動をもらいました。
しばらくはカープロスでボーッとしてしまいそうです。


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